日本企業で最高位の7位だったトヨタは、8%減の516億ドル。ビジネスモデルの転換を図り「モビリティカンパニー」への変化を目指す取り組みや、業界を超えたアライアンスを積極的に結んでいることが評価された。19年3月期には、日本企業として初めて売上高が30兆円を超えた。
次点はホンダの20位。R&D部門に注力していることや、欧州で販売する全ての四輪車を電動車両に置き換えるための取り組みが評価。10月30日には、同社初の量産EV「Honda e」を日本で発売する。また、日産自動車は59位に入った。
自動車メーカー以外では、ソニーが51位。エレクトロニクス事業やゲーム&ネットワークサービス事業に加え、イメージング&センシングソリューション事業が成長をけん引。近年の財務業績は安定しており、20年1月には、ITバブル期以来となる時価総額10兆円突破を果たした。
コロナ禍で需要が拡大した任天堂は76位。大ヒットとなった「あつまれどうぶつの森」は、世界で2000万本以上を販売し、世界で最も楽しまれたゲームとなった。
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