楽天は9月25日、2022年卒業予定の学生を対象にした「インターンシップ人気企業ランキング」を発表した。昨年に続き、ニトリが1位だった。同社は、志望理由別ランキングの「企業担当者のイメージが良い」でもトップ。「プログラムの内容だけでなく、学生への親しみやすい対応も、支持を得る要因の一つになっているようだ」と楽天は分析している。一方、新卒採用をストップした全日本空輸(ANA)は14位(昨年2位)、日本航空(JAL)は15位(同3位)に転落した。
2位以降は、コロナ禍で学生の志向が変化した影響か、昨年と比べて順位変動が顕著だった。ゲーム需要の高まりから18位のソニー(同80位)、23位の任天堂(同105位)が大きく躍進。テレワーク環境の整備に積極的なNTTデータは4位(同18位)、新卒採用人数の増加を決めたアイリスオーヤマは27位(同87位)に上昇した。
楽天の調査によると、コロナ禍のインターンシップではオンラインでの実施が主流となり、実際のオフィス環境や社風を体感しにくい──という背景もあり、学生が身近な人からの情報を重視する傾向もあるという。
志望理由別ランキングの「先輩に勧められた」(Webの口コミも含む)で1位だったSCSKは、総合ランキングでも昨年の180位から84位にランクアップ。「教授・親に勧められた」という志望理由で多くの支持を集めたNECも、200位から46位に上昇した。
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