日清の傘下に入っている明星食品も、9月21日にラーメン専門店の味を追求した太麺の「麺神(めがみ)」シリーズ2種を、関東と甲信越で発売した。
その他にも、東洋水産は「マルちゃん 正麺」シリーズで、9月7日に担々麺を発売。マルタイは8月24日に「博多一幸舎監修 豚骨ラーメン」を発売した。このように、お店の味に限りなく近い味を家庭で楽しめる袋麺の新商品が、今秋は幾つか登場している。
サンヨー食品は、主力の「サッポロ一番」の腕利きシェフによるアレンジメニューを提供する店舗「サッポロ一番劇場@虎ノ門横丁」を、東京都港区にある虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー「虎ノ門横丁」に、9月25日〜10月10日の期間限定で出店した。
“タベアルキスト”のマッキー牧元氏が監修し、自由が丘にあるイタリアン「mondo」の宮木康彦シェフと、銀座にある中華「Renge equriosity」の西岡英俊シェフが、サッポロ一番のポテンシャルを引き出す、かつてない試みであった。
ランチタイムには、西岡シェフの「天然真鯛の松茸ラーメン」他5種、宮木シェフの「モンサンミッシェル産のムール貝の混ぜそば」他4種のメニューを提供している。
ディナータイムには、春巻きやテリーヌなどに変貌したサッポロ一番の麺とスープが登場。ワインと堪能するコース料理を提案している。
これらは、新商品を店の味に近づけるのでなく、既存の商品を店の品質で出す、新しいアプローチといえるだろう。
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