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» 2020年10月30日 10時14分 公開

GAFA決算出そろう グーグル株価上昇、アップル下落

米国時間10月29日に、米ハイテク大手各社が7〜9月期の決算を発表した。GAFAと呼ばれるアルファベット(グーグル)、アップル、フェイスブック、アマゾンの結果はまちまちだ。時間外取引では、アルファベットの株価が9%上昇、アップルが5%下落した。

[ITmedia]

 米国時間10月29日に、米ハイテク大手各社が7〜9月期の決算を発表した。GAFAと呼ばれるアルファベット(グーグル)、アップル、フェイスブック、アマゾンの結果はまちまちだ。時間外取引では、アルファベットの株価が9%上昇、アップルが5%下落した。

アルファベット 利益59%増

(写真提供:ゲッティイメージズ)

 アルファベットの売上高は、前年同期比14%増の462億ドル、純利益は59%増の112億ドルだった。新型コロナウイルスの影響で、前四半期は上場以来初の減収だったが回復した。広告収入が伸びた。特にユーチューブは前年同期比32%増の50億ドルと急成長を継続した。

 一方で、米司法省はグーグルを日本の独占禁止法に相当する反トラスト法で訴えており、規制面での懸念がある。

アップル 中国売上高29%減

(写真提供:ゲッティイメージズ)

 アップルは売上高が前年同期比で1%増の647億ドル、純利益は7%減少して126億ドルだった。2四半期ぶりの減益となった。重要な地域である中国での売上高は79億ドルと、29%減少した。

 新型コロナの影響で、新型iPhoneの発売が1カ月遅れたことが響いた。iPhoneの売上高は21%減少して264億ドル。ただし、5Gに対応したiPhone 12の売れ行きは好調で、次の四半期には成長を取り戻すという見方を示した。

フェイスブック 増収増益

(Facebook公式Webより)

 フェイスブックは売上高が22%増加し215億ドル、純利益は29%伸びて78億ドルだった。ネット広告需要が底堅く、いずれも四半期ベースで過去最高となった。

 月間の利用者数(MAU)は9月末時点で27億4000万人となり、3カ月前に比べ4000万人とわずかに増加した。ただし、1人あたりの収益性が最も高い北米(米国とカナダ)では減少。次の四半期のMAUは、横ばいか小幅に減少するという見通しを示した。フェイスブックの株価は時間外で2%ほど下落している。

アマゾン 四半期として過去最高益

(写真提供:ゲッティイメージズ)

 アマゾンは売上高が前年同期比37%増の961億ドル。これまで7月に開催していたセール「プライムデー」を新型コロナの影響で10月に延期したが、大幅な増収となった。純利益は前年同期から約3倍の63億ドルと、前四半期に引き続き、過去最高益となった。

 同社の利益の大半はクラウドサービスのアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)からだが、コロナ禍において競争が激化している。売り上げは29%増の116億ドルにとどまった。アマゾンの株価は時間外で2%ほど下落している。

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