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» 2020年11月02日 07時00分 公開

コロナで方針転換:高級椅子442脚を社員へ譲渡、朝礼も廃止──“こだわりのオフィス”を4割縮小、コロプラの決断 (1/4)

スマートフォンゲーム「白猫プロジェクト」などを開発・運営するコロプラは、定価で10万円以上するオフィスチェア400脚以上を社員に譲渡した。緊急事態宣言後すぐに決定した、オフィスの40%縮小がきっかけだ。もともとオフィスに強いこだわりを持っていたコロプラがオフィス縮小を決断したのには、どのような経緯があるのか。

[秋山未里,ITmedia]

 在宅勤務への移行に伴い、定価で10万円以上するオフィスチェア400脚以上を、社員の自宅に配送した企業がある。スマートフォンゲーム「白猫プロジェクト」などを開発・運営するコロプラだ。

 同社は、緊急事態宣言後すぐにオフィスの40%縮小を決断。恵比寿ガーデンプレイスタワー5階分(計4フロア)のうち2階分(1.5フロア)を解約するにあたり、余った椅子を希望者に譲渡した。同社は約950人の社員を抱えているが、エンジニアやデザイナーなど座って作業に集中する職種が多い。在宅勤務でも仕事に適した椅子を望む声が多く、最終的に442脚を社員の自宅へ配送した。

photo コロプラのオフィス(フリースペース)

 もともとコロプラは、オフィスに対してこだわりの強い企業だ。配送した椅子のうち、執務室で使用していた「エルゴヒューマン」は、社長が10ブランド以上を試して自ら選んだものだという。広いフリースペースにはソファやビーズクッションが並ぶ。社内にはマッサージ師も常駐していて、社員はマッサージ室を予約するだけで施術を受けられる。専門書から漫画まで取りそろえた社内図書館もある。

photo 従業員に譲渡した椅子。左が「エルゴヒューマン」
photo コロプラの社内図書館

 これだけオフィスにこだわりがあるコロプラがオフィス縮小を決断したのには、どのような経緯があるのか。同社の原井義昭さん(取締役CFO兼CHRO)に話を聞いた。

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