クラウドオフィス「RISA」を運営するスタートアップ、OPSION(大阪市)は11月10日、100人規模で利用できる仮想オフィスのサービスを開始すると発表した。
同社が運営するRISAは、オフィス機能の代替を目的に、クラウド上の仮想オフィスでアバターを使ってコミュニケーションできるサービス。10月に製品版をリリースし、これまでに約100社が無料トライアルを利用したという。
広報担当者によると、従来の製品版では最大で約30人程の利用を想定していて、チームや部署ごとでの利用が多かったという。しかし、他の部署や同僚とも気軽にコミュニケーションを取りたいという要望が多く寄せられたことから、100人規模のサービスを提供することとした。
今回の仮想オフィスには、大きなエリアを6カ所用意した。エリアごとに「人事部」「総務部」「経理部」などと役割を決め、部署ごと、チームごとで利用することができる。また、各エリア内にパーテーションで区切られた会議室を3部屋設置。個別での音声通話やチャット、画面共有を行えるようにした。
料金は1IDあたり月2000円(税別)。今後は、企業ごとにオフィスをカスタマイズできるようにするなど、開発を進めていくという。
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