日本を変える「テレワーク」

スキー場のゴンドラがオフィスに 星野リゾートがプライベートオフィスを提供宿泊者は無料で利用できる

» 2020年10月12日 16時50分 公開
[ITmedia]

 星野リゾートは10月12日、リゾートホテル「星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳」(山梨県北杜市)で、ゴンドラを再利用したテレワーク用のプライベートオフィス「テレワークゴンドラ」の提供を開始すると発表。11月10日からの提供を予定している。

「ゴンドラ」でテレワーク(出所:プレスリリース)

 ゴンドラは「星野リゾート アルツ磐梯」のスキー場で使用されていたものを利用。ゴンドラをワイヤでつなげて高低差を表現し、スキー場のような光景を演出する。

 床面積は約2畳で、暖房機能やWi-Fiを完備。室内にはコンセント付きのデスクや、腰の高さのソファを配置する。また、1日1500円(税別)で、テレビ会議用マイク・スピーカー 、ライト、ノートPCスタンド、膝上デスク、外付けディスプレイをセットにした「パーフェクト ワーケーションセット」の貸し出しも行う。

パーフェクト ワーケーションセット(出所:プレスリリース)

 テレワークゴンドラは1台につき最大2人まで利用が可能で、宿泊者であれば無料で使うことができる。利用時間は午前6時〜午前0時まで。専用フォームからの予約が必要だが、空いていれば即時予約、使用も可能だという。

(出所:プレスリリース)

 リゾナーレ八ヶ岳では、3月からパブリックスペースをコワーキング向けに開放し、ワーケーションを提案。コワーキングスペースの利用者が多く、集中して仕事ができる場所を求めるニーズがあったことから、ユニークでリゾート感のあるテレワークゴンドラの導入を決めたという。

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