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» 2020年11月21日 10時55分 公開

東京都で食事券の販売始まる:Go To Eatでワタミは10月の予約人数が前月比6倍に 売上は前年比65%まで回復 (1/3)

「Go To Eat」キャンペーンで、「一定のプラス効果があった」と話すのが、外食チェーン大手のワタミだ。10月はネット予約の人数が前月比で6倍に増加し、既存店の売上も前年比65%と、緊急事態宣言以降で最も回復したという。

[田中圭太郎,ITmedia]

 新型コロナウイルスの感染拡大で需要が落ちた飲食店を支援する「Go To Eat」キャンペーンは、オンライン飲食予約事業が10月から始まったが、11月中旬には予算の618億円を使い切りポイントの付与を早々と終了。一方で、プレミアム付き食事券事業が各都道府県で順次スタートしていて、11月20日に東京都でも食事券の販売が始まった。

phot プレミアム付き食事券事業が各都道府県で順次スタートし、11月20日からは東京都でも食事券の販売が始まった(農林水産省のWebサイトより)

 ここまでの「Go To Eat」キャンペーンで、「一定のプラス効果があった」と話すのが、外食チェーン大手のワタミだ。10月はネット予約の人数が前月比で6倍に増加し、既存店の売上も前年比65%と、緊急事態宣言以降で最も回復したという。

 同社は11月20日から東京都内で実施されるGo To Eatの「プレミアム付食事券事業」にも、居酒屋「和民」「坐・和民」「ミライザカ」「鳥メロ」といった主力業態をはじめ、「かみむら牧場」「TGI Friday’s」 など全業態で参画する。

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 ワタミは主力の居酒屋360店舗のうち、3分の1を焼肉業態の「焼肉の和民」に転換。来年3月末までに既存店を114店舗閉鎖する一方で、新業態の「から揚げの天才」を100店舗に増やすなど、グループ全体の業態の構造を変えつつある。新型コロナを乗り切るためのワタミの対応を聞いた。

phot 業態ポートフォリオを見直す(同社提供)

10月の売上回復にGo To Eatが一定の効果

 「既存店の売上高は、9月は前年比50.6%でしたが、Go To Eatが10月1日から始まったことで、10月は65.0%まで回復しました。Go To Eatが全ての要因というわけではありませんが、売上回復に寄与したと思います」

 Go To Eatによる一定の効果があったと話すのは、外食チェーンを展開するワタミ株式会社ブランド広報室の菅則勝さん。ワタミではGo To Eatキャンペーンのうち、ポイントが付与されるオンライン飲食予約事業に、ほとんどの店舗が10月1日から参加。都道府県ごとに順次始まっているプレミアム付き食事券事業にも、「和民」「坐・和民」「ミライザカ」「鳥メロ」といった主力の店舗をはじめ、全業態で参加している。

phot Go To Eatが10月1日から始まったことで、10月は売上高は前年比65.0%まで回復(ワタミのWebサイトより)

 菅さんによると、10月のオンライン飲食予約事業の効果は、数字に表れているという。ネットで予約した客数は、9月に比べて6倍に増えた。10月の既存店の売上も前年比65.0%と、緊急事態宣言以降では最も回復した。

 プレミアム付き食事券事業は、事業規模が大きい東京都での販売が、11月20日に始まった。食事券についても菅さんは「外食してくれるきっかけになってくれるのではという点で期待をしているところです」と話している。

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【訂正】2020年11月24日午前0時21分:初出のタイトルを「売上は前月比65%まで回復」としておりましたが、正しくは前年比65%でした。訂正いたします。

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