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コラム
» 2020年11月26日 08時00分 公開

コロナ禍の医療DX! 開発に5年「AI問診ユビー」が期待されるワケ時間短縮(5/5 ページ)

[小林香織,ITmedia]
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クリニックへの導入で医療の働き方改革を加速

 週刊東洋経済の「すごいベンチャー100」への選出、関西電力CVCやスズケンなどからトータル27億6000万円の資金調達を達成など、創業からわずか3年で大きく飛躍するユビー。同社のゴールは、テクノロジーの力で全世界70億人を適切な医療に案内すること。将来的には発展途上国や米国など、医療体制や保険制度が充実していない国にもサービスを提供したいと意気込む。

 そんな同社が初の海外進出先として選んだのが、英語圏のシンガポール。日本と比較して文化的背景が近く、物理的な距離も近い。いくつもの好条件が重なっていることもあり、現状5カ所のクリニックで「AI問診ユビー」を導入し、効果検証中だ。21年前半に商品化を目指している。

 国内では、今年から小規模クリニックへのサービス提供を本格化。クリニックの医師は医療提供のみならず、自身で経営も背負わなければならないことから業務効率化への需要が高い。また、大学病院などに比べて圧倒的に数が多いため及ぼせるインパクトも格段に大きくなることが見込まれる。

 「AIは導入医療機関での問診データを随時学習しているため、多くの医療機関に導入いただくことで、さらなる問診精度向上も期待できます。また、国内での中長期的な展望として、救急コールセンターや介護施設との連携など、活躍の場を広げるご提案もできればと考えています」(阿部氏)

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