投資信託「ひふみ」シリーズを運営するレオス・キャピタルワークスは12月9日、債券運用や債券を組み合わせたバランス型ファンドなどをラインアップに加えると発表した。株式運用中心から脱却し、幅広く商品を拡充する。
同社は2008年に「ひふみ投信」を設定。国内の成長企業に投資するアクティブファンドとなっている。株式指数に連動するインデックス型投信をパフォーマンスで上回ってきた実績があり、投資信託の積み立ての対象としても人気が高い。
今回ラインアップを拡充するにあたり、同社は「株式ファンドは性質上、時には大きな価格変動、場合によっては下落に見舞われることがある。現在の状況や今後のライフプランによって異なる一人一人の投資ニーズに完全にお応えするのは困難だ。そこで、株式だけで資産形成を行うことを躊躇(ちゅうちょ)する人でも資産形成が可能となるよう、リスク許容度やライフステージに応じて選択可能になるよう、バランス型商品を含め、商品ラインアップを拡充することにした」としている。
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