ドン・キホーテは12月21日、ドン・キホーテ新宿歌舞伎町店(東京都新宿区)をリニューアルしたと発表した。
コロナ禍の影響を受けて顧客ニーズが変化したため、商品構成や売り場レイアウトを大幅に変更。具体的には、各フロアの通路幅を拡張し、ゆったりと買い物ができるようにした。お客や従業員のソーシャルディスタンスが保ちやすくなるため、安心して買い物を楽しんでもらう狙いもある。
食品や文具を扱う地下1階では、需要が高まっている領収書などの事務用品を強化する。また、季節用品、アウトレット衣料、マスクを販売する1階のエントランスの幅を広げ、スムーズに入退店できるようにした。2階には、これまで別々のフロアで販売していた美容や健康に関連する商品を集め、顧客の利便性を高めた。3階ではOA関連用品、4階ではブランド品をそれぞれ強化した。
同店舗は2020年11月にオープン。ナイトマーケットやインバウンドに強く、ドンキを象徴するような存在だった。ドンキの店舗は、所狭しと商品を並べる点に特徴があったが、コロナ禍で大きな変更を迫られている。
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