就職・転職情報企業の学情が2021年3月卒業の学生に行った調査によると、入社式は「リアル」を希望する学生が71%にのぼった。
「一生に一度だから」「リアルの開催のほうが、社会人になった実感が持てる」「内定式もオンラインだったので、同期と一度も会ったことがない」「選考もオンラインだったので、一度も会社に訪問したことがない」など、コロナ禍によって、同期や企業に接する機会なく入社を迎えようとしている姿が浮き彫りになった。
入社式だけでなく、新入社員研修についても70%が「リアル」での開催を希望した。「社風を感じることができる」「同期と一緒に研修を受けるからこその集中力や結束力」など、長い外出自粛期間に不安を抱いていることが分かる。
不安の内容は、「同期同士のつながりを持つのが難しそう」「社内の人間関係を築くのが難しそう」がともに69.3%でトップ。オンラインでは人間関係への不安を感じる学生が多いことが分かった。
調査対象は同社運営の「あさがくナビ2021」の来訪者。11月16日から12月7日にかけて、542人から回答を得た。
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