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コラム
» 2021年01月12日 07時00分 公開

リモートワークを止めないSaaS:労務管理のペーパーレス化 電子証明書を簡単に取得する方法 (1/2)

最新の労務管理SaaSは、年末調整をペーパーレス化するだけでなく、社会保険の申請を電子化する機能がついているものも多い。しかし電子申請に必要な電子証明書の取得に大きな手間がかかる、という悩みもあるのでは? 解決策は?

[武内俊介,ITmedia]

連載:リモートワークを止めないSaaS

筆者は3年以上前からリモートワークを実践。現在、経営している会社でも全従業員がリモートワークで働いていて、業務を滞りなく進めるためにさまざまなITツールを活用している。本連載では、リモートワーク下において生じる課題に対して、ITツールを活用して対応するための方法を具体的に解説したい。

電子証明書を簡単に取得する方法

 最新の労務管理SaaSは年末調整をペーパーレス化するだけでなく、社会保険の申請を電子化する機能がついているものも多い。入社時に把握が必要な住所、扶養家族の情報やマイナンバーなどの情報入力から健康保険証の発行や労働保険加入の申請まで、一貫してSaaS上でペーパーレスで対応ができれば非常に便利だ。

 しかし、労務管理SaaSに電子申請の機能が付いていても、結局は申請書を印刷して対応している会社も多い。それは電子申請に必要な電子証明書の取得に大きな手間がかかるためだ。

photo 写真はイメージです(提供:ゲッティイメージズ)

 電子証明書は、デジタルで本人確認をする際などに用いられるもので、定額給付金の申請をする際にマイナンバーに格納された電子証明書を使って申請した人も多いだろう。常になりすましのリスクがある電子手続きにおいて、本人確認の手段として最有力の手段が電子証明書なのだ。社会保険だけでなく、さまざまな法人のオンライン手続きで利用ができる。

 だが、法務省が発行する法人の電子証明書の発行手続きが本当に煩雑だ。まず、電子証明書の発行にしかつかわない専用ソフトウェア(Windows専用)をインストールし、鍵ファイルと申請ファイルを作成する。そして申請書をプリントアウトして、代表印を捺印(なついん)して必要な印紙を貼った上で、前述の鍵ファイルをCD-RもしくはUSBメモリに格納して同封し、管轄登記所に申請を行う。その後、電子証明書の発行が完了した旨の通知葉書が届いたら、ようやく電子証明書をダウンロードできる。

 この手順を見ただけで目まいがする人も多いだろう。こんな面倒な手順のECサイトがあったら、多くの人が買い物を完了する前に離脱してしまう。電子証明書の取得を躊躇(ちゅうちょ)している担当者が多いのも理解ができる。

 実は、この電子証明書の取得をサポートしてくれる画期的なサービスがある。

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