琉球銀行と沖電気工業(OKI)は1月13日から、画面に触れることなく操作できるATMの実証実験を始める。OKIが開発した「ハイジニック タッチパネル」の技術を使い、画面の数センチ上に指をかざすことで操作できる。新型コロナの感染防止対策の一環。装置への接触を減らすことを狙う。
実証実験では、本店営業部のATM1台にこのタッチパネルを搭載し、実際の利用者に使ってもらう。2月12日までの実験結果を踏まえ、商品化を進めていく。
ハイジニック タッチパネルは、OKIが感染予防策の一環として、2020年9月に開発したもの。日本航空が20年8月から9月にかけて、羽田空港で自動チェックイン機に搭載し、試行した。OKIは、流通、小売、飲食、医療などのセルフサービス端末を導入している各種業界への採用を見込んでいる。
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