22年卒の就職志望業界ランキング 「商社」や「官公庁」を抑え1位になったのは……ディスコ調べ(1/2 ページ)

» 2021年01月25日 16時50分 公開
[ITmedia]

 3月の就職活動本番を2カ月後に控えた1月1日時点で、2022年卒学生の準備状況はどこまで進んでいるだろうか。大手就職情報会社のディスコ(東京都文京区)が調査したところ、志望業界が「明確に決まっている」と回答した学生は全体の32.0%だった。

就職活動に向けた準備は進んでいる?

 「明確に決まっている」と答えた学生は前年同期(29.5%)をやや上回り、志望業界決定のタイミングが早まっているという。特に理系男子では45.8%が「明確に決まっている」と回答し、半数近くを占めた。

志望業界の決定状況(出典:キャリタス就活 2022 学生モニター調査結果)

 40業界から5つまで選択する形式で志望業界を尋ねたところ、最も多いのは「情報・インターネットサービス」(18.8%)となった、次いで「情報処理・ソフトウェア」(16.4%)が続き、20年に引き続きIT業界に人気が集まっている。

 志望業界は属性によって異なり、文系男子では「銀行」(28.2%)、文系女子は「マスコミ」(20.5%)が首位となった。また理系は製造業が上位に多く、理系男子は「電子・電機」(25.4%)、理系女子は「医薬品・化粧品」(30.7%)が最も多くなった。

志望業界(出典:キャリタス就活 2022 学生モニター調査結果)
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