20年卒〜22年卒では、3年連続で伊藤忠商事が首位を獲得。味の素やアサヒ飲料など「食品」も高い人気を誇っていた。また、任天堂は21年卒で9位、22年卒は6位にランクインし「ゲーム」もこの2年間で人気が高くなった。
22年卒のランキングは、20年4〜9月期の純利益が他の総合商社を上回った伊藤忠商事が1位を獲得。また「食品」や、スーパーが好調なイオングループなど、コロナ禍で「巣ごもり消費」や「ステイホーム」を支える企業も人気を集める結果となった。
10年間トップ10に入り続けた企業は伊藤忠商事(22年卒ランキング1位)と、JTBグループ(22年卒ランキング9位)の2社のみとなった。トップ10に入る企業が毎年入れ替わるなか、伊藤忠商事とJTBグループの2社は継続して学生からの人気を集めていることが分かる。22年卒のランキングでは「旅行・航空」は軒並み順位を下げる結果となったが、JTBグループはトップ10入りとなった。理由について学情は「『採用再開』を願う学生の思いが後押ししたと推察される」と分析する。
22年卒対象の就職人気企業ランキング調査は、6月1日〜12月6日にインターネットで実施。学情が運営する「あさがくナビ」に登録、もしくは同社主催のイベントに来場した22年3月卒業予定の全国大学3年生と大学院1年生を対象に行い、有効回答数は7675人であった。
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