ナイキ、手を使わずに脱ぎ履きできる「ナイキ ゴー フライイーズ」を発売

[ITmedia]

　ナイキは2月2日、ハンズフリーで使える「ナイキ ゴー フライイーズ」を発売すると発表した。価格は1万3000円（税別）。足を入れてその上に体重をかけるだけで脱ぎ履きできる「ハンズフリー」のシューズは、幅広いライフスタイルの顧客ニーズに対応しており、今後の注目が高まる。

ハンズフリーで使える「ナイキ ゴー フライイーズ」（以下リリースより）

　開口部を開いたり閉じたりしてもシューズを安定した状態に保つことができる、双安定性ヒンジ（ちょうつがい）と、特徴的なディテールのナイキ ゴー フライイーズテンショナー（張力調整装置）が機能し、足だけでシューズが脱ぎ履きできる動作を可能にした。

双安定性ヒンジとミッドソールのテンショナー（張力調整装置）によって、 手を使わずに着脱できるようにした

　ナイキは、ナイキ ゴー フライイーズについて、「シューズを履くのに時間がかかるという車いすフェンシングチャンピオンのべべ・ヴィオ選手から通学路を急ぐ学生や子ども、荷物で両手をふさがれた母親まで、多様な利用者の幅広く活動的なライフスタイルに対応することを目標とした」という。

　ナイキ ゴー フライイーズは、2月15日に一部の会員（ナイキ メンバー）向けに招待制で発売を開始し、21年後半に一般でも販売する予定だ。ナイキ ゴー フライイーズのような精巧で、多様な用途に対応して気軽に使えるソリューションが、幅広いライフスタイルの人に浸透していくか。今後の動きに注目が集まる。