ハイアットリージェンシー東京 レストランの大半が3月で閉店 コロナ禍で「継続厳しい」プールも閉鎖

» 2021年02月08日 18時20分 公開
[ITmedia]

 ハイアットリージェンシー東京(東京都新宿区)は2月8日、施設内のレストランやプールなど7施設を3月31日をもって閉店すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、インバウンド需要などが大幅に減少する中、店舗の継続は厳しいと判断した。

ハイアットリージェンシー東京公式Webサイト

 閉店するのは「日本料理『佳香(かこう)』」「鉄板焼グリル」「鮨『みやこ』」「ブラッスリー『Vicky's(ヴィッキーズ)』」「ラウンジ」「ペストリーショップ」「プール」の7施設。

 このうち一部飲食店とプールは新型コロナウイルス感染拡大の影響などによりすでに休業している。プールは3月末まで再開の予定はないという。

(出所:プレスリリース)

 4月以降、同ホテルの飲食施設は「中国料理『翡翠宮(ひすいきゅう)』」「バー『オードヴィー』」「カフェ」の3店舗のみとなる。同ホテル担当者によると、新規の開店予定は現時点で未定だという。また「ブラッスリー『Vicky's』」で提供していたアフタヌーンティーと「ペストリーショップ」で販売していたケーキや焼き菓子の一部はカフェで販売するとしている。

 ハイアットリージェンシー東京は、1980年にホテルセンチュリーハイアットとして開業。客室数は、スイートやリージェンシークラブの客室77室を含む全746室。

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