「Web面接を経験」新卒の87％ 面接時にうれしかったことは？：21年3月卒

[ITmedia]

　就職活動で、Web面接を経験した学生は87.1％──就職情報サイトを運営する学情の調査で、そんな結果が分かった。調査対象は、2021年3月卒業（修了）予定の大学生・大学院生。Web面接だけでは企業の雰囲気などは十分に感じ取れず、動画や社員面談などのフォローが求められることも、浮き彫りになった。

　Web面接の際に、企業からの情報提供・サポートでうれしかったことは、「複数の日程から選択できた」（65.0％）が最多。以下「動画で企業理解を深める機会があった」（31.4％）、「オンラインで社員と面談する機会があった」（30.9％）が続く。

学情のニュースリリースより

　学生からは「動画や社員面談で、Web面接だけでは分からない企業の雰囲気を知ることができた」「動画で、複数の社員のインタビューを見ることで、働くイメージを持てた」などの声が上がった。

　就職活動で好ましい面接スタイルは「リアル訪問」が54.7％に上り、Web面接（25.8％）を上回った。学生からは「直接のほうが、企業の雰囲気も分かりやすい」「就職を決める大切な機会なので、直接熱意を伝えたい」などの声が上がった。

学情のニュースリリースより

　調査は2021年1月22日〜1月31日、Web上で実施し、256人から回答を得た。