シャープは、コミュニケーションロボット「RoBoHoN(以下、ロボホン)」を活用したプログラミング体験を提供する宿泊プランを発表した。H.I.S.ホテルホールディングス(東京都港区)が運営する「変なホテル舞浜 東京ベイ」にて2月16日より販売を開始している。
変なホテル舞浜は、全客室にホテルの施設や周辺情報を案内するロボホンを設置している。今回、それに加えて専用のタブレットと、AI(人工知能)の基礎知識、応用分野などの授業カリキュラムをセットにした小学校向けの教育パック「AI教育パック」を使用した。
タブレットには、ロボホンのせりふや動きをプログラミングできるツール「ロブリック」がインストールされていて、ブロックを組み合わせる簡単な操作でロボホンの動作や対話プログラムを作成。その場ですぐにロボホンを動かすことを可能にした。
「ロブリック」のAI学習による画像認識機能を使うと、ロボホンに人物や果物などを記憶させることもできる。学習した対象物をロボホンのカメラで認識すると、あらかじめプログラムした通りにロボホンが動き発話をする。
また、客室のテレビで解説動画を視聴できるようにすることで、密な状態を避けプログラミングを体験できる環境を構築した。
シャープは、「コミュニケーションロボットを活用したプログラミング教育を通じ、主体的な学びにつながる機会の創出に取り組む」とコメントしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PRアクセスランキング