20年はプログラム不要でさまざまなアプリケーションを作成できる“ノーコード"が、ITビジネスにおけるトレンドとなりました。
このノーコードの概念と同様に「特定の知識やプログラムスキルがなくても誰でも簡単にAIツールを作れる」サービスが、AI insideがPaaSとして提供を行う「AI inside Learning Center」です。次の2つの動画は「AI inside Learning Center」の実際の画面です。
ここでは、ゴミ処理場において危険物を発見するためのAIツールの設定並びにその活用のデモ画面を映しています。
「危険物識別アノテーションショート版」では、実際の民間ゴミ処理場で危険物の検知を行う設定過程が動画となっており、ごく簡単なマウス操作で危険物の判定データを登録できる様子が分かります。
続く「危険物識別ショート版」では、学習させたデータを基に、AIが危険物判定を自動で行い、流れるゴミの中から危険物を特定しています。
特筆すべきは、これらの設定から利用までを現場レベルで完結させることができる点です。
AIがより身近になる中でも、実際に現場で使用可能なツールをつくる際はエンジニアや開発者の存在は必要不可欠であり、現場で働く非エンジニアの操作のみで開発可能となる点に「AI inside Learning Center」のユニークさがあります。
さらに現場レベルで作成されたAIソフトウエアは、単にユーザー自身が利用するだけでなく、AI insideが提供するプラットフォーム上での配信が可能となるなど「AIソフトウェアにおけるapp store」をイメージさせる大きな構想が進んでいます。
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