20代転職希望者の41.6%が「応募時に『テレワーク』の制度を重視する」──就職情報サイトなどを運営する学情がそんな調査結果を発表した。「テレワークの制度がある企業のほうが、 柔軟な働き方ができそう」「コロナ禍でも安心して働けると思う」などの意見が出た。
テレワーク制度の有無を重視する人の割合は、2022年卒学生(57.2%)よりも、15.6ポイント低い結果だった。「現職でテレワークをしているものの、 メリットもデメリットもあると感じている」「転職してすぐにテレワークをすることになったら、 仕事を習得できるか不安がある」などの意見もあった。学情は「実際に『テレワーク』を経験しているからこそ、 メリットだけでなく課題も感じている20代が多い」と推察している。
テレワークでメリットに感じることは「通勤時間がなく、時間を有効活用できる」が79.7%で最多。次いで「リラックスして仕事をすることができる」(50.4%)だった。
デメリットに感じることは「同僚とのコミュニケーションが減る」が57.1%で最多。 以下「オンオフの切り替えをしにくい」(50.4%)、「文字だけのコミュニケーションでは伝わりにくい」(46.6%)が続いた。
調査は2月18日〜3月2日、20代専門の転職サイト「Re就活」で実施し、544人から回答を得た。
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