年収1000万円以上の人が賃貸で実際に住んでいる街はどこなのか。GAテクノロジーズが運営するRENOSYが、実際の成約物件を集計したところ、その実態が明らかになった。
イメージ(写真提供:ゲッティイメージズ)
10位は港区の芝浦。田町駅から徒歩圏内にあるタワーマンションへの需要からランクインした。このところ、大型の高層マンションが建設されたことで変化が起きている。
9位は港区の高輪だった。西側は白金高輪駅から高輪台駅、東側は品川駅から泉岳寺駅に接する。JR山手線の高輪ゲートウェイ駅の開発も進んでおり、今後の人気にも変化がありそうだ。
8位は港区の六本木。外資系企業やベンチャー企業が集まるオフィス街でもあり、六本木ヒルズを擁する観光地でもある。現在、六本木と虎ノ門の中間地点にて「虎ノ門・麻布台プロジェクト」が進行中だ。
7位は新宿区の西新宿だった。新宿区の中のオフィス街であり、ここ10年ほどで、オフィスビルと隣接したマンションに人気が集まっているという。
6位は渋谷区の神宮前。「渋谷に近く、かつ落ち着ける場所に住みたい」(RENOSY)という根強い人気がある。
5位は港区の海岸。浜松町駅から竹芝駅、日の出駅、芝浦ふ頭駅を含むエリアとなる。2020年に「ポートシティ竹芝」が再開発でオープンした。特に東京駅周辺勤務の人たちに人気だ。
4位は港区の赤坂だった。都心の中心部で、車移動でも移動しやすい。東京商工リサーチの390万社の代表者データによる「社長の住む街ランキング」でも2020年のトップだった。「新型コロナウイルスで、2位、3位のエリアの物件の動きが活発だった」(RENOSY)ため、赤坂は4位に落ち着いた。
- 資産1億円以上の富裕層、132万世帯に増加 2005年以降最多に
野村総合研究所は12月21日、日本の富裕層についての推計調査を発表した。それによると、金融資産1億円以上の「富裕層」「超富裕層」の世帯数は132.7万世帯となり、2005年以降最も多かった前回調査(17年)126.7万世帯から6万世帯増加した。アベノミクスが始まった2013年以降、一貫して増加を続けている。
- あなたの知らない富裕層の世界
日本に100万人以上いるという富裕層は、どんなことを考え、どんな生活をしているのか。外資系金融機関で長年プライベートバンキング業務を務め、多くの富裕層を知る、ファイナンシャルアカデミーの渋谷豊氏の話を聞いた。
- 日銀に“ハシゴ外し”された日経平均株価……ユニクロ・ソフトバンクG株に影響も
3月19日に発表された日本銀行の金融政策決定会合の結果は市場に衝撃をもたらした。その内容は、これまでETFを爆買いしていた日銀が、日経平均から「ハシゴを外した」とも取れる内容だったからだ。
- 時短営業で“月180万円ボロ儲け”……ここがおかしい時短協力金制度
零細の個人経営飲食店と、大型の飲食チェーンでは、前者が弱者で後者が強者というイメージが先行しやすい。しかし、こと時短要請と休業補償の観点からいえばその構図は全く逆だ。都内で小規模なバーを営むある経営者は、濡れ手で粟のぼろもうけ状態であるという。
- 楽天で相次ぐ“ポイント改悪”……それでも顧客は流出しない?
楽天ゴールドカードのポイント還元率が減少するまで、あと3週間を切った。楽天がポイントにメスを入れる背景には、国際会計基準(IFRS)ではポイント還元のカットは売上高を直接押し上げる効果があるからだ。一方で、このようなポイント還元のカットが今後幾分か重なったとしても、急激な顧客離れは起きにくいと考えている。なぜなら、顧客のスイッチングコストが大きいからだ。
- “ピーク比75%減” 渋谷ハロウィンから考える「コロナと東京一極集中」
数年前から慣例化している「渋谷ハロウィン」であるが、今年の渋谷ハロウィンはコロナ感染リスクが高く、区長直々の自粛呼びかけの効果もあり、例年と比較すれば相当低い人出となっていたという。コロナ禍で人の動きが抑制された渋谷ハロウィンから視点を広げて、国内に目を向けてみよう。コロナ禍で人々の動きは抑制されたのだろうか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.