年収1000万以上のネオ富裕層が住みたい街ランキング(2/2 ページ)

» 2021年03月26日 14時40分 公開
[ITmedia]
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 3位には中央区の勝どきが入った。タワーマンションの建設が続き、街自体が新しい。大手町駅、東京駅周辺に集中している法律事務所への通勤が便利なことから、士業に選ばれているという。

 2位は新宿区の新宿だった。コロナ禍で入退去が活発だったエリアでもある。退去者が増えるとフリーレントなど好条件の物件が増え、動きが活発になった。新宿は商業ビルでにぎわうが、駅から少し離れると住宅街になる。近隣の病院関係者や、西新宿にオフィスのあるIT関係者に選ばれているという。

 1位は港区の南麻布だった。コロナ禍以前から人気で、各国の大使館が立ち並ぶ街だ。コロナ禍で外交官や外資系金融業界に勤める外国人が帰国し、その空室に希望者が入居する動きが見られたという。南麻布とならび、北側の麻布十番につながる元麻布も好まれ、高台に人気が集まるそうだ。

 この調査は、20年1月1日から12月31日にかけて、RENOSYに掲載された東京23区の賃貸物件の中から、年収1000万円以上の成約者数をエリアごとに集計した。

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