決算会見では、環境配慮への取り組み状況についても公開した。
食品ロスについては18年対比で30年までに50%削減する目標を掲げている。発注の精度向上、売り切り推進、予約商材の予約推進、食品リサイクルの推進といった施策の結果、20年実績(速報値、以下同)は16%削減を実現した。
プラスチック容器については17年対比で30年までに30%削減する目標を掲げる。容器形状の変更、紙製弁当容器の採用、ナチュラルローソンでの洗剤量り売り実験などを行った結果、12.4%削減を実現した。
レジ袋については、30年に100%削減を目指している。レジ袋有料化の影響だけでなく、エコバッグ利用促進などを行った結果、レジ袋辞退率は74.9%となった。
二酸化炭素の排出量は13年対比で30年までに1店舗当たり30%の削減を目指している。省エネ機器の導入、電力供給適正取引先への切り替えなどを行った結果、27.6%削減を実現した。
ローソンは業績向上だけでなく、ESGを基軸とした経営も目指すとしている。環境、社会、企業統治の3つの観点から投資対象を戦略的に選んでいくと強調した。
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