家電量販最大手のヤマダホールディングスは5月6日、2021年3月期通期の連結決算を発表した。売上高は1兆7525億円(対前年比8.7%増)、営業利益は921億円(同140.2%増)、純利益は518億円(同110.5%増)だった。
新型コロナウイルスの影響を受けて、都市部の来店客数が減少した。一方、郊外店の来店客数が増えたり、Eコマース需要が高まったりしたことで、全体としては好調な結果となった。また、消費者の自宅で過ごす時間が増えたことから、調理家電、理美容器具、空気清浄機、ゲーム機やゲームソフトなどの売り上げも好調に推移した。
同社は増収・増益を達成した理由について、特別定額給付金需要や巣ごもり商品需要といった一過性の要因もあるとしながら、これまで進めてきた「企業体質強化経営改革」の成果が出てきたと強調する。具体的には、自社のオリジナル商品を拡充したことが利益に貢献した。また、地域別にきめ細かい経営を行ったことで、売上高の最大化とコスト低減などを達成したとしている。
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