お菓子ドンキとお酒ドンキが誕生した直接のきっかけは、八重洲地下街のテナントが偶然空いたことだ。同社は、駅前という好立地に出店するチャンスを手にした。広報担当者は、「限られた面積の中でお客さまにワクワク・ドキドキを感じていただくため、社内で検討した。その結果、さまざまなカテゴリーを広く扱うのではなく、身近でお家で楽しめる世界の『お菓子』と『お酒』に特化した店づくりを行った」と説明する。ドンキは創業時からアミューズメント性のある売り場が強みだったが、お酒やお菓子はその特徴を生かせるアイテムと判断したという。
同社は、お酒ドンキとお菓子ドンキが好調だったとしても「他のエリアに出店する計画は現時点で明確に決まっていない」(広報担当者)としている。
一方、ドンキは都心部にはまだ出店余地があると考えている。狭小店舗で成功すれば、出店の選択肢は確実に広がる。
同社の初チャレンジは利用者の支持を得られるだろうか。
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