ネットマーケティング(東京都港区)は5月21日、同社が運営するマッチングアプリ「Omiai」にて、171万人1756件の会員情報が流出したと発表した。流出したのは、年齢確認審査用に提出された身分証明書の画像データ。うち6割を免許証のデータが占める。クレジットカード情報は同社では保有しておらず、流出はないとしている。
4月28日にサーバに意図しない挙動が見つかったことから把握した。調査の結果、既に退会した会員のものも含むデータが、4月20日から26日にかけて流出したことが分かった。流出したのは、2018年1月31日から21年4月20日にかけて、提出された年齢確認審査書類。データが流出した可能性のあるユーザーには、アプリ上でも告知している。
システムの監視を強化するとともに、第三者による検証を開始。またユーザー向けの問い合わせ窓口を設けて対応に当たる。
Omiaiを利用するユーザーのうち、月額有料サービスを利用しているユーザーは約9万人となっている。2021年6月期の予想売上高は144億円、業績への影響は不明としている。
Omiaiの事業モデル
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