教育・学習支援業のAvalon Consulting(東京都新宿区)は、運営するサイト「ホワイト企業総合研究所」(以下、ホワイト総研)にて、「2021年度版 隠れホワイト企業ランキング TOP50」を発表した。その結果、1位はリクルートマネジメントソリューションズ(85.6ポイント)だった。2位に精密機器メーカーの日置電機(84.5ポイント)、3位に会計管理サービスなどを手掛けるfreee(84.1ポイント)と続いた。
4位にSIerのColorkrew、5位に後払い決済サービスを手掛けるネットプロテクションズ、6位にSIerのアークシステムが入っている。
同研究所によると隠れ優良ホワイト企業とは、単体従業員数1000人未満で、直近3年間の平均売上高1000億円未満、「就職四季報 総合版2022年版」に見出しでの掲載がない企業を条件としている。上位50社のうちソフト産業が6割を占め、特にIT企業のSIerやWebサービスを手掛ける企業がランクインした。ベンチャー企業には封建的な文化がないため、制度や社風が良いと感じる若手が多いことや、IT活用により、小規模でも高い生産性を発揮できるためだと同研究所は分析している。
一方の残り4割は、大手企業のグループ会社や地域密着型の企業が入った。親会社と比べグループ子会社の給与水準は若干低い一方で業務負荷は少ないことが理由に挙がっている。また地域密着型の企業は事業が成熟していて、顧客基盤が強固かつ収益が安定していることも理由のようだ。
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