直近1年間に地上波ラジオ放送を聞く頻度が増えた人は、10〜20代や主にインターネット経由で受信する層で多くなっているーー。伊藤忠グループのリサーチ会社「マイボイスコム」(東京都千代田区)が5月、1万27人を対象にインターネット調査を実施し判明した。
地上波ラジオを聞いている人(Podcast配信を含む)は55%で、男性や高年代層で高い傾向だった。10〜30代で「ラジオは聞いたことがない」と回答した割合も約3割みられた。地上波ラジオ局聴取者のうち、直近1年間に聴取頻度が増えた人は全体の約9%いて、10〜20代でやや高い傾向にあった。
ラジオを聞いている人のうち、地上波ラジオ放送の聴取方法で最も多かったのは、「ラジオチューナーで受信」で4割だった。ラジオ聴取者では7割強を占めるが、特に男性や高年代層での比率が高く、年代差が広がっている。
一方、「インターネット経由」(radiko、らじる★らじるなど)は2割強で、ラジオ聴取者の4割弱にとどまったが、年々増加傾向にある。特に10代〜20代の聴取者においては「インターネット経由」が7割弱と最も比率が高く、特に男性10〜20代での比率が高いことが明らかになった。
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