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» 2021年06月08日 09時33分 公開

「お金・投資」の本を購入する若者が急増 売れ筋は?楽天ブックスのデータから

お金・投資関連の本を購入する若者が増えている。どんな本が売れているのか。「楽天ブックス」ユーザーの購買データをもとにランキングを作成。

[コネムラメグミ,ITmedia]

 楽天グループは、オンライン書店「楽天ブックス」ユーザーの購買データをもとに、2021年1〜4月における「お金・投資」関連本の売り上げ傾向と売れ筋ランキングを発表した。その結果、20代の売り上げ傾向が前年同期比2.3倍と最多で、特に20代女性で同2.9倍となり、若年層の資産形成や投資への関心が高まっていることが分かった。

将来不安が原因か(画像はイメージ)

 楽天ブックスの20代ユーザーが購入した「お金・投資関連本売れ筋ランキング」では、1位が『本当の自由を手に入れる お金の大学』、4位に『節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けないお金の超基本』(ともに朝日新聞出版)など、資産管理や資産運用、お金に関する基礎知識を学ぶ本が上位となった。7位にランクインした『20代からはじめるお金が貯まる暮らしかた』(KADOKAWA)は、就職3年目で500万円を貯金した20代女性の著者が自身の家計管理のコツや貯金術をまとめた内容で、同年代から人気を集めている。

お金・投資関連本のランキング(出所:リリース)
20代が特に購入している(出所:リリース)

 楽天証券では、2021年1〜3月に開設された新規口座のうち、20代以下による開設の割合が38%と、16年の22%から伸長。資産形成を始める人の中でも、特に若年層の割合が増えている。

楽天証券では新規口座を開設する若者の割合が増えている(出所:リリース)

 投資信託協会が公表した「2020年投資信託に関するアンケート調査報告書」によると、現在投信を保有している投資家のうち積立投資を利用している割合は53.0%で、19年の42.4%から10.6ポイント増加した。20〜30代での利用率は70%超で、特に高い傾向を示している。

 若年層の意識が貯蓄から投資へ変化し始めている。コロナ禍で仕事や今後の社会経済を不安視する若者が増えたことや、ネット証券の普及で投資に手を出しやすくなったことも要因のようだ。世の中の変化に合わせ、若者がどう対応していくのか、今後の動向が注視される。

 「お金・投資」関連本の売り上げ傾向は、20年1月1日〜4月30日と21年1月1日〜4月30日の期間に販売された「お金・投資関連本」の販売データを比較した。売れ筋ランキングは、21年1月1日〜4月30日の期間に販売された「お金・投資関連本」の販売データをもとに独自集計した。

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