求人情報サイトを運営するビズヒッツ(三重県鈴鹿市)は、転職経験がある人を対象に「転職が決まらない理由に関する意識調査」を実施した。
転職が決まらなかった理由はなんだと思うかを聞いたところ、1位は「経験・スキルの不足」(120人)だった。
「中途採用では即戦力を求める企業が多いため、企業が求めるレベルに達していなかったことで採用されなかったと考えている人が多いようだ」とビズヒッツは分析する。異業種・職種への転職にあたって「経験・スキルがなくて落ちた」という回答が目立った。また「自分の能力を過信しすぎた」といった意見もあった。
2位は「年齢が高い」(41人)だった。企業側から「年齢が理由で不採用」とはっきり言われた人もいて、経験や専門性を生かした転職でないと年齢はネックになりやすいようだ。転職活動当時20代後半だった男性からは「全く違う業種へ挑戦したため、年齢で断られた」という声が寄せられた。
3位は「面接で失敗した」(35人)で、「緊張して言いたいことをうまく伝えられなかった」や「声がはっきり出なかった」という回答が多数聞かれた。反対に「面接でアピールしすぎたのがNGの理由だったと思う」「面接で自分を極力さらけ出すようにしており、それがマイナスと判断されたかも」と分析する人もいた。
「志望動機が弱かった」(27人)、「準備不足」(20人)など、何らかの対策ができそうな回答もランクインした。
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