同社は今後の島忠の店舗展開として、社名・商号としての「島忠」は維持するものの、「島忠」名称での出店は予定しない。両店のほぼ全ての商品を取りそろえた「ニトリホームズ」を増やしていく考えを示した。
その理由について須藤会長は、「島忠は20年以上『ホームズ』として展開している。ニトリホームズは、ホームズとニトリの良いとこどりをした店舗として展開してきたい」と話す。また、ニトリが強みとしているPB商品開発のノウハウを活用し、島忠としてもPB商品の開発を進めていく考えだ。近年、大手ホームセンタではPB商品の開発に力を入れている。島忠もその流れに追従していく形だ。
似鳥会長によると、ホームセンターを訪れる約65%は男性である一方、ニトリの来店客の65%は女性客だという。「住生活の総合専門店」とするニトリホームズは、双方の強みを生かした新しいホームセンターとして受け入れられるだろうか。
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