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» 2021年06月15日 16時51分 公開

売上高が38億→82億円に大躍進 “ネットショップの参入障壁”下げる「BASE」の戦略、CFOに直撃初期費用、月額費用「ゼロ」(1/5 ページ)

ネットショップ作成などのサービスを展開する、EコマースプラットフォームのBASEが好調だ。BASEは初期費用や月額費用が無料で、加盟店は売り上げから低額の手数料を支払う仕組みだ。さらに、ネットショップに必要な資金をリスクなく調達できるYELL BANKなどのサービスも提供している。資金調達や資本提携によって加盟店に付加価値の提供を目指すBASEの戦略について、原田健CFOに聞いた。

[田中圭太郎,ITmedia]

 ネットショップ作成などのサービスを展開する、EコマースプラットフォームのBASEが好調だ。個人や小規模事業者がネットショップを簡単に作れるサービスを提供していて、ショップの開設数は5月に150万ショップを突破。開設実績は「直近1年以内にネットショップを開設する際に利用したネットショップ作成サービスの調査」(調査委託先:マクロミル)で、4年連続1位に選ばれた。

香取慎吾さんが登場しているBASEのトップページ(以下写真はBASE提供)

 2020年12月期の決算では、連結売上高が82億8800万円と、前期の38億円から大幅増。連結の経常利益は7億4700万円(前期は4億5500万円の赤字)、純利益5億8400万円(前期は4億5900万円の赤字)と黒字に転換した。20年9月には新株式発行により124億円の資金を調達。11月には国内最大のクラウドファンディングのCAMPFIREと、21年1月にはメディアプラットフォームのnoteと資本業務提携を発表している。

20年12月期の決算では、連結売上高が82億8800万円と、前期の38億円から大幅増(決算資料25ぺ−ジより)

 BASEは初期費用や月額費用が無料で、加盟店は売り上げから低額の手数料を支払う仕組みだ。さらに、ネットショップに必要な資金をリスクなく調達できるYELL BANKなどのサービスも提供している。資金調達や資本提携によって加盟店に付加価値の提供を目指すBASEの戦略について、原田健CFOに聞いた。

原田健(はらだ・けん)BASE取締役CFO。早稲田大学商学部卒業後、2000年より大手ゼネコンにて経理財務業務を担当。07年よりミクシィにジョインし、経理マネージャー、経営企画等の業務を担う。13年にフリークアウトに入社。経営管理マネージャーとして14年6月に東証マザーズへのIPOに貢献。IPO後も経理財務、経営企画、IR業務全般を統括・担当する。15年6月にBASEにCFOとして入社、16年2月に取締役。コーポレート業務全般を担当。
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