タイ人に人気の都道府県ランキングでは、東京が初めて1位を獲得した。トップ10の顔ぶれに変化はないものの、12位の「愛知」や13位の「広島」、同13位の「兵庫」などは堅実に得票が伸びている。さらに今年は「銀山温泉」での得票が伸びた「山形」や、「元乃隅神社」や「錦帯橋」で認知を向上させた「山口」が大幅にランクアップするなど、人気の観光スポットの得票を反映して順位に変化が見られた。
同社は「観光地名ランキングと同様、都道府県ランキングにおいても昨年度、タイ現地イベントへの出展などPRを積極的に行なった『山口』ではその効果が反映されている」と分析した。
新型コロナウイルス感染症の影響により、2020年のタイ人観光客は激減。しかし同社は19年には131万人のタイ人観光客が日本を訪れたこと、今回の調査でも回答者の72%が訪日経験があることを踏まえ、新型コロナウイルス収束後も旅行需要が回復すれば、日本へ旅行するタイ人の増加傾向は継続されるものと推測している。
今回の調査は2月8日〜3月15日にインターネットにて実施。日本旅行に関心を持つタイ人、2300人が回答した。
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