具体的な「再発防止に向けた取り組み」は以下の通りです(以下、抜粋し要約。全文はこちらから)。
さて、いかがでしょうか。
この取り組みは一言でいえば、「被害者が声をあげやすい環境づくり」と「加害者にならないための教育」の実践です。これはパワハラを生む悪しき状況を「変えること」につながるでしょうか?
結論からいえば、社員一人一人がトップと共に、「変えよう」と努力すれば変わります。「同僚」が積極的に相談し (上記1)、アンケートに本心で答え(同1、4)、自ら改善する努力(同4)をすれば、パワハラに涙する社員を減らすことは十分可能です。そういった意味では、とても有意義な対策だと思います。
しかし、この取り組みを実践しただけでは、「全ての社員が生き生きと元気に働く職場」になりません。
パワハラを警戒するあまり、
……といった空気が職場にできてしまうと、高い志も熱意もなえ、成長も実感できないし、生産性も向上しません。
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