転職情報サイトを運営する学情が、2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に「内々定の獲得数・保有数」に関する調査を実施した。その結果、同時に複数の内々定を保有することについて「抵抗がある」と回答した学生が38.3%に上ることが分かった。
まず「内々定を獲得した社数」について尋ねたところ、内々定の獲得社数は「1社」が47.1%、「2社」が23.0%と続いた。「3社以上」獲得している学生は約3割に達し、21年卒と比較すると4.8ポイント増加した。
次に内々定を2社以上獲得した学生を対象に、「内々定を保有している社数(辞退せずに保有している社数)」について尋ねた。
結果は「1社」と回答した学生が58.6%に上り、次いで「2社」が25.5%、「3社」が7.5%と続いた。この結果から2社以上の内々定を獲得したほとんどの学生が「1社」または「2社」に保有企業を絞り込み、入社意思のない企業へは辞退を済ませていることが分かった。
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