不動産仲介などを手掛ける「ゼロリノベ」を展開するgroove agent(東京都港区)は、30〜40代の既婚男女1000人を対象に「中古マンション購入における不満」調査を実施した。購入後に抱いた不満で最多となったのは「住民のマナー」(24.2%)だった。
「住民のマナー」と答えた人からは、「同じマンションの住人があいさつをしない」「ごみの出し方」といった意見があった。ごみの出し方の解決策として「管理会社に相談する」という解消方法をとっている人が多いようだ。
次いで「隣接住戸の騒音」(21.4%)、「管理状態」(11.3%)、「間取り」(8.8%)と続いた。
騒音や管理状態の解決方法も「管理人や管理会社に連絡する」が挙がった。一方間取りは、「子どもが生まれた」「コロナ禍でテレワークが増え仕事部屋が必要になった」などと不満がある反面、対処法がなく諦めている人も多いようだ。
購入時に売主や仲介業者に不満があったか尋ねた。その結果、「不満がなかった」と回答した人は86.2%で、「不満があった」人は13.8%と少数だった。
不満があった人からは、「レスポンスが悪い」「やりとりがうまくいかない」「対応のスピード」といったコミュニケーションに関する内容や、「物件の悪いところを隠した」「多額の修繕積立金の臨時請求があることを知っていながら黙って売り渡した」といった声が挙がった。
調査は、6月15〜16日にWeb上で実施。中古マンションを購入したことがある30〜40代の男女1000人を対象とした。
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