東京オリンピックが予定通り開催されたとしたら、「観戦する」人は52.8%――そんな結果が、NEXER(東京都豊島区)が運営する日本トレンドリサーチが実施したアンケート調査で分かった(「観戦する」にはテレビなどでの観戦も含む)。
東京オリンピック開催の是非については、「中止してほしい」(59.6%)が「開催してほしい」(40.4%)を上回った。なお、「開催してほしい」には無観客開催など条件を付けての開催も含んでいる。
「東京オリンピックに限らず、そもそもオリンピックに関心があるか」を尋ねると、「関心がある」が58.0%で、「関心はない」を上回った。
東京オリンピック開催に反対の人は、予定通り開催されたら観戦するのだろうか。調査では、反対派のうち35.6%が「観戦する」と回答した。一方、賛成派は78.2%が観戦するとした。
観戦すると回答した人からは、「何だかんだで盛り上がるのでつい見てしまう」(40代男性)、「テレビがそれしかやっていない可能性があるから」(40代女性)、「話題についていくため」(50代男性)といった声が寄せられた。
観戦しないと回答した人からは、「コロナでこのような状況の中、開催されることに不安があり、今までのようにオリンピックを楽しもうという気持ちになれないから」(20代女性)、「おもてなしのないオリンピックに興味が薄れた」(50代男性)、「オリンピックに関心はあるが、この時期にやることには疑問があり、見ないようにしたい」(60代男性)といった意見が出た。
今回の調査は6月24〜29日にインターネット上で実施し、男女2500人の回答を集計した。
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