鹿児島の「住みここちランキング」2021発表 3位「霧島市」、2位「鹿児島市」、1位は?大東建託が調査(1/2 ページ)

» 2021年07月01日 09時10分 公開
[ITmedia]

 大東建託は、鹿児島県に住む成人男女が対象の居住満足度調査を行い、その結果を発表した。それによると「住みここち(自治体)ランキング」1位は、2年連続で「姶良市(あいらし)」だった。

住みここちランキングの結果は?

 姶良市は、県の中央部に位置している。高速道路のインターチェンジが整備されており、空港・新幹線発着駅に近いという利便性の高さが評価された。また、隣にある鹿児島市のベッドダウンとしても発展しており、近年は人口増加が続いている。

住みここちランキング1〜9位(出所:リリース)

 自治体担当者は「自然豊かな環境でありながら、どこにでも移動がしやすい街であり、商業施設も充実しているので、ほどよいくらしが実現できる」とコメントする。居住者からは「大型の商業施設や複数のスーパーが徒歩圏にあるため、買い物に困らない。駅も近くにある。若いファミリー層が多いので、治安が良い。県庁所在地や空港にまで車で30分程度で着くので便利」(31歳女性)や「公園・幼稚園・保育園が充実していて、病院も多いので子育てがしやすい。騒音に困らない」(32歳女性)といったコメントが寄せられた。

姶良市の人口(出所:姶良市役所公式Webサイト)

 2位は県庁所在地の鹿児島市だった。薩摩藩の城下町として発展した歴史があり、現在は国際会議観光都市に指定されている。居住者からは「新幹線の始発駅や大規模商業施設に近く、交通アクセスが良い割には閑静だ。地域の住民間の交流も程良くある、住みやすい地域」(64歳男性)といった意見があった。

 3位は県内で人口が2番目に多い霧島市だった。交通の要衝地として発展した歴史がある。市内には霧島温泉郷や日当山(ひなたやま)温泉があり、観光地としても有名。居住者からは「都会でも田舎でもなく、大きな企業があり、若い人が多く活気がある。商業施設や病院があり、緑も多くとても住みやすい」(59歳女性)といった声が寄せられた。

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