自動貯金アプリを運営するネストエッグ(東京都千代田区)が「夏のボーナス・お金に関する調査」を実施した。調査によると、夏のボーナスから預貯金にあてる平均額は、27万6778円であることが分かった。
夏のボーナスの使い道は、「貯金・預金」が74%で最多となった。預貯金の平均額は、20代が20万2867円、30代が23万135円、40代が33万1757円、50代は37万4524円だった。
コロナ禍以後(2020年以後)、お金に対する考え方に「変化があった」と回答した人は63%に上った。年代別で見ると、20代は約7割、30、40代は約6割、50代は約5割が変化を感じていた。
消費スタイルの変化に関しては、「現金よりもキャッシュレス決済を使う」(46.3%)や「目先のことよりも将来のためにお金を残したい」(44.8%)、「節約するもの、お金をかけるもののメリハリをつけたい」(42.1%)などが上位を占めた。
「お金に対する考え方に変化があった」と回答した人のうち、資産形成に関することでは、「貯金額を増やしたい」が約7割で最多。次いで、「投資への興味」(32.8%)、「家計の収支把握」(31.2%)と続いた。
調査は、自動貯金アプリ「finbee」の登録ユーザーを対象に、インターネットで実施。期限は6月18〜21日で、有効回答数は1528人。
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