21年の「住みたい街ランキング」は、ランキング集計対象を九州全体に拡大した。その結果、1位は「福岡市」、2位は前回と同じく「佐賀市」、3位は前回1位の「鳥栖市」だった。
大東建託賃貸未来研究所の宗健所長は、「住みたい街(自治体)では、『福岡市』が宮崎県、鹿児島県、熊本県で上位2位以内に入り、大分県、佐賀県、長崎県では1位だった。それだけ九州・山口では福岡市の存在感が非常に大きいことをあらためて示した。新型コロナウイルスの影響がある中でも人気が強いことから、今後も同市への集中は続く可能性が高いのではないか」とコメントした。
一方で「住みたい街が特にない」(47.8%)、「今住んでいる街に住み続けたい」(23.3%)と、回答者の約7割が今住んでいる街を評価していることも分かった。
今回の調査は、19〜21年に合計2502人を対象にインターネット上で実施した。住みここちランキングの回答者数は2528人。また、住みたい街ランキングは21年調査における848人の回答を集計した。
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