SBI証券は6月末時点での預り資産残高が20兆円を突破したと発表した。2020年12月末時点の残高は17兆2000億円。半年で2兆8000億円増加した。
コロナ禍での非対面ニーズの顕在化や、好調な相場環境が影響した。また、20代、30代を中心とした個人投資家層の裾野拡大、同社が「ネオ証券化」呼ぶ各種手数料の値下げの取り組みが伸びに貢献した。
SBI証券は、19年に「3カ年計画でグループ内の証券会社で手数料の完全無料化を目指す」と公表。その後、20年10月には1日あたり100万円までの取引手数料を無料化し、21年4月には25歳以下の手数料を実質無料化した。また7月には、デイトレーダー向けに1回50万円以上の取引の手数料および金利、貸株料をゼロにするなど、幅広い層に向けて、徐々に手数料を引き下げている。
SBI証券、600万口座到達 預かり資産残高、株式売買代金ともにネット証券トップ
SBI証券、1日100万円超の手数料値下げ 1日信用の金利も50万円以上で無料に
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