注文住宅の完成度は理想の何％か？ 経験者636人に調査：公開はしていないのか（1/2 ページ）

[秋月かほ，ITmedia]

　競合調査、満足度調査などの市場調査を行う日本トレンドリサーチ（運営会社：NEXER）は、ハウジング建都（山梨県富士川町）と共同で「注文住宅に関するアンケート」を実施し、結果を公開した。

注文住宅を建てた人の本音は？（写真ACより）

建てる前に描いていた“理想の家”に対して、どれくらいの家が建てられたか

理想の家に対してどのくらいの完成度の家が建てられたか（以下リリースより）

　1つ目の質問は「建てる前に描いていた“理想の家”に対して、どれくらいの家が建てられたか」。思い描いた家の通りであれば「100％」、100％を超える家であれば「110％」、反対にイメージと大きくかけ離れた家であれば「0％」として、どれくらいの完成度の家ができたのか尋ねた。

　最も多かった回答は「80％」（25.9％）で、次いで「70％」（23.9％）、「90％」（17.0％）と続いた。少数ながら理想の家ができた「110％以上」（2.4％）、イメージとかけ離れた家になってしまった「10％」（0.2％）という回答も見られた。

　家の完成度「110％以上」と回答した人からは「安心安全で広々とした家ができた」「建築士が気を利かせてくれて、玄関扉・駐車場のサイズやリビングの間取りなど、こちらがあとで『しまった』と思うようなことを全て手配してくれ、非常に使い勝手がよい家になった」といったコメントが寄せられた。

　家の完成度「90％」以下と回答した人からは「2階が思ったより暑かった」「いざ住んでみると細かいところに気になるところがあった。コンセントの位置など」といったコメントがあった。