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上場企業の平均給与ランキング 三菱商事や伊藤忠を抑えて1位になったのは?(2/3 ページ)

» 2021年07月27日 20時30分 公開
[秋月かほITmedia]

平均給与の「減少」が「増加」を上回る

上場企業2459社 平均年間給与 上場企業2459社 平均年間給与

 上場企業2459社のうち、前年度より平均給与が増加したのは943社だった。一方、減少したのは1508社で、横ばいは8社だった。平均給与の「増加」企業数は2年連続で前年を下回り、「減少」企業数は2年連続で前年を上回った。平均給与は12年度から8年連続で上昇していたものの、20年度は初めて減少に転じた。

上場企業2459社 平均年間給与 前年度増減 上場企業2459社 平均年間給与 前年度増減

市場別の平均給与

上場企業2459社 平均年間給与 市場別 上場企業2459社 平均年間給与 市場別

 市場別の平均給与は東証1部(646万円)が最も高く、マザーズ(591万4000円)、東証2部(542万6000円)と続いた。最も低いのは札証、名証、福証など地方上場(534万)で、トップの東証1部とは111万9000円の差があるものの、格差は2年ぶりに縮小した。

 上昇率ではマザーズが唯一前年度を上回り(前年度比0.6%増)、5年連続で平均給与が上昇した。一方、低下率の最大は東証2部(同2.3%減)で、8年ぶりに前年度を下回った。

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