米アップルは7月27日、第3四半期(4-6月)の決算を発表した。iPhoneの販売が市場の予想を上回り、全社売上高は36%増の814億3000万ドル(約8.9兆円)、純利益は217億ドル(約2兆3000億円)だった。
iPhoneの売上高は前年同期比50%増の395億7000万ドルとなった。また、動画・音楽配信のサブスクリプションサービスなどを含むサービス部門も好調で、約30%増加し174億9000万ドルとなった。有料会員数は、前四半期の6億6000万人から現在は7億人に増加した。
地域別では、中国の売上高が大きく伸び、58%増の147億6000万ドルとなった。iPhoneのほか、パソコンやApple Watchなどの販売も伸びた。
ただし、アップル幹部は今後の売上高の伸びが鈍化すると予想。7-9月期も2桁台を維持するが、今四半期の36%には届かない見込みだという。これを受けて、アップル株価は時間外取引で約3%下落した。
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