今年の夏休みを漢字一文字で表現すると1位は「家」(35.9%)――そんな結果が明治安田生命が8月3日に発表した「夏に関するアンケート調査」で分かった。
2位は「控(控える)」(23.5%)、3位は「近(近い・近場)」(23.0%)、4位は「節(節約)」(17.5%)、5位は「耐(耐える・忍耐)」(14.6%)だった。
夏休みに使う金額を尋ねると、全体の平均額は5万3807円で、2006年に調査を開始して以来最低となった。1年前の調査では6万5157円だった。
夏休みに使う金額が減った理由の1位は「外出自粛により使い道がないため」(68.4%)で、「収入が減少したため」(27.9%)、「将来の不安のため預貯金に回し、使用したくないため」(25.4%)と続いた。
夏のボーナスの使い道は「預貯金」(73.1%)が最多で、「趣味・レジャー」(27.8%)、「外食」(22.1%)と続いた。
夏休みに使う金額が昨年から減少した理由について、明治安田総合研究所のフェロー チーフエコノミストである小玉祐一氏は「感染動向に昨年と今年で大きな差があるためと思われる。昨年の7月時点では、感染者数は大きく増加していなかった。今年は感染者数が急拡大中で、東京など複数の都市が緊急事態宣言あるいはまん延防止等重点措置の対象になっている」とコメントした。
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