トヨタ自動車は8月4日、2022年3月期第1四半期(21年4〜6月)の連結決算(国際会計基準)を発表した。売上高にあたる営業収益は前期比72.5%増の7兆9355億円、営業利益は同72倍の9974億円、純利益は同5.6倍の8978億円だった。
第1四半期は、半導体需要の逼迫やコロナ禍の拡大といったマイナス要因はあったが、安定して販売・供給を継続することができた。トヨタ・レクサスの販売台数は前年同期比49.1%増の254万5000台となった。所在地別の営業利益は、販売台数が増えたことで全ての地域で増益または黒字転換を達成した。
連結決算の通期見通しは据え置いた。営業収益は前期比10.2%増の30兆円、営業利益は同13.8%増の2兆5000億円、純利益は同2.4%増の2兆3000億円を見込む。
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