また、介護未経験者が介護について不安に感じることは何か尋ねた。男性で最も多かったのは「排泄介助」(60.2%)、2位は「経済面」(59.5%)、3位は「入浴介助」(51.9%)。女性の1位は「排泄介助」(76.4%)、2位は「入浴介助」(73.0%)、3位は「経済面」(72.7%)と、「排泄介助」が男女ともに1位となり、6割以上が不安であると回答した。
介護脱毛(介護者の手をわずらわせないために、アンダーヘアを脱毛すること)の認知度についても調査した。介護脱毛について「知っている」と答えた男性は12.7%、女性は43.3%であった。男性全体の認知度は1割程度であったが、介護経験のある男性に聞くと28.0%が介護脱毛について「知っている」と回答した。
同社の2020年の調査で「知っている」と答えた男性は4.5%、女性は25.8%だったことから認知度は年々高まっているといえる。
25年には団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になり、4人に1人は高齢者になる計算だ。介護の経験や不安感はどう変化していくのか、注視される。
今回の調査は、40〜50代の男女を対象にインターネットで実施。期間は21年7月16〜18日、有効回答数は1100人(男性550人、女性550人)。
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