直近1年間にどのくらいの頻度で炭酸水を飲んだか尋ねた。「週1回以上」の飲用者は33.7%、「週に2〜3回程度」が11.4%、「週に4〜5回程度」が5.7%、「ほぼ毎日」が6.4%だった。
市販の炭酸水を選ぶ際に重視する点は何か聞いたところ、最も多かったのは「味、飲み口」で42.1%、次いで「価格」が41.7%、「強炭酸」が27.6%、「商品ブランド」「メーカー名」「飲み慣れている」が2割前後だった。2018年調査と比べ「強炭酸」の割合がやや増えていて、炭酸水が好きな層や飲用頻度が高い層では、「強炭酸」の比率が高い傾向が見られた。
炭酸水の飲用意向者は、「飲みたい」「まあ飲みたい」を合わせて5割弱だった。週2〜3回以上飲用者では8〜9割、月1回以下飲用者では約46%、飲用未経験者では約3%で、非飲用意向者は3割強、女性10・20代で高い傾向があった。
アサヒ飲料によると、代表的な炭酸水ブランドの「ウィルキンソンタンサン」が13年連続で過去最高の販売数量を更新している。コロナ禍における巣ごもり需要により、直接飲用やお酒の割り材として購入機会が増加したようだ。長引くコロナ禍で、炭酸水の需要はさらに伸びるのか、今後も注視される。
今回の調査は、「MyVoice」のアンケートモニターを対象に、インターネットで実施した。期間は21年8月1〜5日、有効回答数は1万72人。
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